あけましておめでとうございます!
当店は本日から通常営業していますよ~!(*^▽^*)/
さて、パナソニックから先月発売された電動後ろ子乗せ自転車、
ギュットクルームRが話題になっていますよね。
Combi コンビと共同開発のサンシェード付きリヤチャイルドシート
が特徴ですが、もともとあったパナソニックの電動後ろ子乗せ
ギュットアニーズとは、どこがどのように違うのでしょうか?
気になっている方も多いかと思いますので、この2車種の違いを見てみたいと思います。
チャイルドシートも様変わりしていますが、フレーム形状も大きく変わりました。
ギュットアニーズでは直線的なデザインだったフレームが、
ギュットクルームRでは曲線デザインに!
これは好みが分かれるところかもしれませんが、
シャープなデザインがお好きな方にはギュットアニーズが、
優しいデザインがお好きな方にはギュットクルームRが良さそうです。
ロゴのフォントは変わっていませんが、レイアウトは結構変わっています!
ギュットアニーズはフレームに平行でお行儀のいい感じでしたが、
ギュットクルームRではサイズも大きくなり、配置も大胆に!
ギュットアニーズもギュットクルームRも
ワイヤーがフレームの内側を通っているので
見た目がすっきりとしているだけでなく、お掃除もしやすいんですよ。
「なんかフレームの太さが違うような…?」と感じたお客様、その通りです!
フレームの形だけでなく、太さも変わっていまして、
ギュットクルームRの方がパイプが太くなっています。
ギュットアニーズのフレームの外周が約19cmなのに対し、
ギュットクルームRは約21cmと、約2cmも太くなっています!
次に、チャイルドシートを見てみましょう。
冒頭でも触れましたが、ギュットクルームRはサンシェードが付きました!
これはもう一目瞭然ですね。
チャイルドシートはベビーカーなどで有名なCombi社とのコラボなので、
このメッシュのサンシェードもベビーカーのそれのように畳めます。
マジックテープで纏められますし、必要ない時は取り外しも簡単です。
シートのクッションも違います。
ギュットアニーズのヘッドレストは、一般的なチャイルドシートと同様、
衝撃を吸収してくれる発泡スチロールの芯材に合皮のカバー、
ヘッドレスト以外は取り外し可能の厚みのあるクッションです。
一方、ギュットクルームRのヘッドレストにはエッグショックという
従来のウレタンの約3倍の衝撃吸収素材を使ったクッションが標準装備されています。
徒歩に比べて移動速度が速い自転車は走行時の振動もそれなりにありますので
大切なお子さんの頭を守るためにも、これは嬉しい機能ですよね^^
ちなみに、このエッグショッククッションは取り外せますので
汚れが気になったときには洗っていただけますよ。
チャイルドシートのベルトも変わりました。
ギュットアニーズもギュットクルームRも固定が簡単な5点式ベルト
というのは共通ですが、ギュットクルームRはベルトが常に立ち上がった状態に
なるようワイヤーが入ったクッションが肩の付け根に配され、
肩ベルトがはだけにくいよう胸の辺りを止められるチェストバックルが付きました!
個人的にも、このチェストバックルはすごい発明だと思います!
さすがCombiとパナソニック、いいこと考えてくれました!(゜▽゜)
ベルトの長さ調節の仕方も違います。
ギュットアニーズは背面の赤いレバーでの自動巻取り式なのに対し、
ギュットクルームRはお子さんの足の間に調整レバーが付いています。
自動巻取り式ではありませんが、操作は簡単なので面倒ではありません。
しかし、自動巻取り式のワンタッチ操作はちょっと感動ものなので
気になる方はぜひ店頭で実際にシュルシュルッとやってみてくださいね^^
フロントバーがガバッと開くというのは2車種共通ですが、
ギュットアニーズのバーは形が変わらず横に開くのに対し、
ギュットクルームRのバーはクニャッとする柔らかい素材で
付け根からグルンと360度回転します!コンビのベビーカーと同じ仕様ですね^^
バーの素材が固いのと柔らかいのは好き好きかと思いますが、
360度回転するギュットクルームRは自転車の両側から乗りやすいので
駐輪場の関係などで「左側だけじゃなく、右側からも乗れたらいいのに…」
と思ったことがある方には嬉しい仕様ですよね。
とは言え、日本は「左側通行」社会なので、公道で乗り降りする際は
周囲の車などに十分気を付けていただいて、
できれば左側からの乗り降りが安全でおすすめです。
ヘッドレストの高さ調整の方法はほぼ一緒で、背面のつまみを握ります。
ただ、背面のデザインはけっこう違います。
ギュットクルームRはコロンとツルッとしていますが、
ギュットアニーズは格子状に穴が空いた大き目ポケットが付いているので
レイングッズやタオルなど、必要なものを収納できて便利ですよ^^
と、ここまでチャイルドシートの説明が長くなってしまいましたが、
それ以外の違いも見ていきましょう。
ギュットアニーズは以前は電子キーが付いたEXと、
通常のキータイプのDXがありましたが、EXタイプは廃盤です。
代わりにギュットクルームRに電子キー付のEXと、
通常キータイプのDXの2種類があります。
ギュットアニーズDXのバスケットはブラックのワイヤー製ですが、
ギュットクルームRはツルッとした樹脂製です。
ここも好みが出るところかと思いますが、中身が見えづらく防犯性にも一役買っています。
左角の出っ張った部分を踏むだけで、ラクに立てられるスタンドは共通です。
子乗せ電動は車重もある上にお子さんが乗るのでかなりの重量になります。
なので、軽い力で立てられるというのは本当に重要ですよね。
以上、ギュットアニーズとギュットクルームRの違いを見ていきましたが
どちらがご自身の乗り方に合っているか、参考になりましたでしょうか?
写真と文章ではすべてを伝えることは難しいので、やはり購入前に
店頭で実際に実物を見ていただくのがおすすめです。
電動子供乗せは何年も乗る大事なお買い物ですので、後悔のないよう
機能も価格も納得いく1台を選んでいただきたいと思っています。
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セオサイクル南浦和店 田子